松下電器産業は２４日、映画館並みの３次元立体（３Ｄ）フルハイビジョン（ＨＤ）映像が、プラズマテレビで楽しめるシアターシステムを開発したと発表した。３０日から千葉市の幕張メッセで開かれるデジタル家電の総合展「シーテックジャパン２００８」に出展する。 ３Ｄ映像システムは、特殊な眼鏡を用いて左右の目で２枚の映像を見ることで、立体感を演出している。従来の３Ｄシステムは２枚の画像を１枚に圧縮するなどしているため、画質が劣化する欠点があった。このシステムはフルＨＤ２枚を同時に表示するため、高画質が維持できるという。
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松下電器産業と日立製作所は十八日、プラズマテレビ事業で提携を強化すると発表した。日立はプラズマ用テレビの基幹部品であるパネル部材の生産から完全に撤退し、松下から供給を受ける。日立は自前での生産よりコスト削減につながると判断した。一方、松下にとっては生産力強化を進めているプラズマパネルの安定供給先を確保できるメリットがある。
The Tokyo Shimbun (Tokyo)